【調の基礎知識】よくある交響曲第3番変ホ長調の「ホ長調」って何?
こんにちは♪
前回、調について紹介をさせていただきました☆
こちら参照ください♪
www.753uoeuoe.com
今回も調について
紹介をさせて頂きます♪
音楽の深い部分になってきますが、
曲の雰囲気を表す調の種類を知ると、
楽譜の読み書きや作曲作業などでとても役にたちます♪
音楽に、なじみがない方でしたら、
もしかしたら暗号に見えてしまうかもしれませんが、、
興味本位でごらんになっていただけたら幸いです♪
前回調号
(※指定された音に♯または♭がつきますよ
ということを表したもの。ト音記号、ヘ音記号の右に表記されている)
を紹介させていただきました☆
この辺も曲調を表す上で非常に重要になってくるため
より詳しく紹介しますね♪
長調にはこのような種類があります♪
※長調とはおなじみの「ドレミファソラシド」のメロディーのこと。
前記事で紹介したように、
通常の、私たちが知っている「ドレミファソラシド」のメロディーに対して、
ハニホヘトイロハと位置が表されます。
《長調を表す位置》
◆ドレミファソラシド
◆ハニホヘ トイロハ
ド=ハ
レ=ニ
ミ=ホ
ファ=ヘ
ソ=ト
ラ=イ
シ=ロ
ド=ハ
スタート位置が変わっても、♯や♭を使うことで
高さは変わってもほぼ同じメロディーになる
ということが、このイロハニホヘトイロハで表されます。
「○長調」の「○」はイロハニホヘトイロハ
のどれかが入ります。
この基礎知識がないと、
「○長調」の「○」は、
永遠に暗号にしか見えません(笑)
一度覚えてしまえば、
題名でよくある「交響曲第3番変ホ長調」
を見ると、言葉の意味だけでなく
なんとなく曲の雰囲気が
どんなものなのかまでイメージがつくようになります♪
♯シャープがある長音階を「嬰種長音階」と言います。
♭フラットがある長音階を「変種長音階」と言います。
あ、もうこのあたりで意味がわからなくなってきますね(笑)
漢字が読めないですね(笑)
ではハ~ロ長調について詳しく紹介していきます♪
~嬰種長音階~
ハ長調なら、はじまりはドになる。
→ドレミファソラシド
ト長調なら、はじまりはソになる。「ファ」が♯になる。
→ソラシドレミファ♯ソ
ニ長調なら、はじまりはレになる。「ファ」「ド」が♯になる。
→レミファ♯ソラシド♯レ
イ長調なら、はじまりはラになる。「ド」「ファ」「ソ」が♯になる。
→ラシド♯レミファ♯ソ♯ラ
ホ長調なら、はじまりはミになる。「ファ」「ソ」「ド」「レ」が♯になる。
→ミファ♯ソ♯ラシド♯レ♯ミ
ロ長調なら、はじまりはシになる。「ド」「レ」「ファ」「ソ」「ラ」が♯になる。
→シド♯レ♯ミファソラシ
~変種長音階~
ハ長調なら、はじまりはドになる。
→ドレミファソラシド(通常)
変ニ長調なら、はじまりはレになる。調号は「レ」「ミ」「ソ」「ラ」「シ」が♭になる。
→レ♭ミ♭ファソ♭ラ♭シ♭ドレ♭
ホ長調は、はじまりがミになる。調号は「ミ」「ラ」「シ」が♭になる。
→ミ♭ファソラ♭シ♭ドレミ♭
変ヘ調長なら、はじまりはファになる。調号は「シ」が♭になる。
→ファソラシ♭ドレミファ
変ト長調なら、はじまるはソになる。「ソ」「ラ」「シ」「ド」「レ」「ミ」が♭。
→ソ♭ラ♭シ♭ド♭レ♭ミ♭ファソ♭
変イ長調なら、はじまりはラになる。「ラ」「シ」「レ」「ミ」が♭になる。
→ラ♭シ♭ドレ♭ミ♭ファソラ♭
変ロ長調なら、はじまりはシになる。「シ」「ミ」が♭になる。
→シ♭ドレミ♭ファソラシ♭
この通りに弾いてみると、
メロディーは変わらず、高さが変わります♪
とりあえず鍵盤がその辺にある人は指を置いてみたら
とてもわかりやすいと思います♪
~異様同音~
「変ト長調」と「ヘ長調」の2音階のような同じ音でも、
名前や譜面上の表し方が違う音階のことを、
異名同音と言います。
同じ音でも、♯の場合は明るく、
♭の場合は暗い印象になるため、
全く同じ音を演奏者が引き分けることで微妙な違いが演出されます。
すべては演奏者の表現次第だそうです★
すごいですね!
いかがでしたでしょうか?
とても奥深く音楽について知ってみると、
また新しい世界が見えてきませんか?
ピアノを弾いたことがない方は
ぜひ一度トライする機会がありましたら
弾いてみたら、さらにピアノの魅力に気づくことができますよ☆
とってもオススメです♪